カシミール絨毯は、インド亜大陸北西端にして中国とアフガニスタンに隣接する、カシミール地方の伝統工業として知られる絹織物のひとつです。その歴史は古いものですが、特に14世紀、ムガール帝国の統制下にあったとき、第4代皇帝ジャハンギールが手工業を奨励した際、大きく発展を遂げました。

カシミールカーペットの原料となるシルクは、天然の山繭(やままゆ)が使用されています。その為、光沢・強度・なめらかな肌触り、そして使用感は他のカーペットと一線を画すものです。また、年月が経つほどにその風合いを醸しだすのが特徴でしょう。
さらに染色方法として草木染めを用いている為に、自然な風合いが堪能できるのもカシミールカーペットならでは。
絵柄はペルシャ絨毯のペイズリーに似ていますが、元来この文様はカシミール地方が発祥地であるとされており、ペルシャのそれと違って、花柄やストーリー性のある絵柄が類を見ない特徴なのです。

カーペットを評価する上で避けて通ることができない要素…。それがノット数です。
ノット数とは、"1cm四方における結び目の数"のことをいい、この結び目の数が多ければ多いほど、そのカーペットが非常に優れたものであることの証明となります。
私共の扱うカシミールカーペットはそのノット数が、1cm四方で最低144以上あります。しかし、シルク絨毯の最高峰と認識されるペルシャ絨毯の「ヘレケ」や「クムシルク」でさえ1cm四方あたり、僅か100しかありません。
この事実からも、私共が扱うカシミールカーペットが他の絨毯よりも優れたものであることが証明されます。
ZERO-COMPANYでは独自のルートを確立し、カーペットを生産する現地・カシミールの工房より直接仕入れております。
しかしながら、カシミールは紛争地帯としても知られているとおり非常に危険な為、「社団法人日本繊維協会」の調べによると、同業者で輸入が可能な会社はございません。
現地工房から直接仕入れが可能な団体・企業はZERO-COMPANYのみとなっています。